人類が初めて月に降り立ってから半世紀。アメリカはアルテミス計画を立ち上げ、2026年の有人月面探査を目指しています。2024年1月にはJAXAが打ち上げたSLIMが月面に着陸し、民間企業が開発したローバーから写真が地球に送信され話題となりました。NASAやJAXAだけでなく民間企業の挑戦が続く中、宇宙に関する話題を多く見聞きするようになってきました。
身近な存在となりつつある宇宙に触れることで、普段の学校生活とは異次元の体験をすることができます。
参加することで身に付く4つの力
1
想像する力
Creativity
2
考える力
Critical Thinking
3
協力する力
Collaboration
4
対話する力
Communication
この合宿は、地球から飛び立つロケット、地球を見守る月、人類が住めると言われる火星について、体験を通して知識を得ながら宇宙への夢を膨らませる3日間です。宇宙という夢や謎が多いテーマに挑戦するからこそ、子どもたちの想像力・思考力・協働性・対話力が養われるプログラムになっています。
本物のYAOKIを操縦して、未知の世界へチャレンジ!
本物のYAOKIを操縦して、月面探査の模擬体験ができます
プログラム
プログラムの内容は一部変更になる可能性があります
宇宙や月、火星について学ぼう
ねらい
なぜ今宇宙開発が進んでいるか、そして大人も悩んでいる内容に触れるこどで、まずは宇宙を身近に感じ、アイデアを膨らませるなどの想像力を引き出すウォーミングアップのコンテンツです
どんなことをするの?
学校ではあまり学習しない宇宙や月、火星について、これからの合宿イベントをより一層楽しめるようにまずは、みんなで学習します。
ポイント
宇宙の学び、想像力を引き出す、新しい学び
野外炊飯
ねらい
普段体験出来ないような火起こしから調理・食事・後片付けまでを子供達が主体的に仲間と協力することで、より深い関係を築くことができます。 刃物や火の扱いから始めることで、危険予知や木など自然の性質を学ぶ機会や食育の機会につなげます。
洗い物やごみの処理は環境学習にもつながるなどのねらいもあり、野外炊飯は総合的な学びの場を提供します。
どんなことをするの?
野外炊飯場にてグループで協力し、火起こしから調理・食事・後片付けまでを行います。
ポイント
調理、グループワーク、食育、環境学習
月面探査ミッション
ねらい
月面探査車「YAOKI」を実際に操縦し、YAOKIのカメラの
画像を頼りに本番さながらのミッションに挑戦します。
チームで協力しながらトライします。
どんなことをするの?
チームで協力しながらミッションに取り組みます。作戦会議通りにはいかないイレギュラーに対してミッションを達成するためには、チーム内の協力と、コミュニケーションは必須になります。また2回の実施で、1回目を振り返り、反省点を2回目に活かせるよう話し合ってチームで進めることが必須となります。
ポイント
グループワーク、協力、共助、
コミュニケーション活性、リーダーシップ、考える力を引き出す
KARURAミッション
ねらい
KARURAは世界の学生で作られた団体です。海外の仲間といろんなミッションに取り組む為、英語をつかったゲームをしたり、火星での化学分析に必要なことの一部を小学生向けにアレンジして全員で取り組みます。
また、火星でトラブルが起きた時の対処のアイデアをみんなで出し合います。
どんなことをするの?
実際に火星探査にむけて活動しているKARURAのメンバーが行うことを、小学生向けにアレンジし、実際にやっている内容を経験することで、柔軟な発想力を伸ばすことと、自分でもできるという自信に繋げます。高校生や大学生のお兄さんお姉さんに教わることで、子どもたちもより身近に感じ、リアル体験を感じれるコンテンツです。
KARURAとは?
KARURA(カルラ) / 国際ローバー開発プロジェクト
@karura_urc
KARURAはアメリカ・日本に拠点を置く大学生が連携して国際的にローバー開発するプロジェクトです。 グローバルチームとして、2024年にユタ州で行われるローバー大会(U RC)出場を目指します! クラファン実施中。
君だけのYAOKIを形にしよう!
ねらい
月面探査車に実装したい機能のアイディアを検討し設計書を作成してもらいます。その設計書を元にYAOKIの模型を使い実際に模型を改造していきます。手を動かしながら、アイディアを形にするものづくり体験です。
どんなことをするの?
月面探査に必要なことや、探査車に必要な機能について、子供達がアイディアを出し、それを設計書にまとめてもらうことで、独自性のある柔軟な発想力を引き出します。また作成した設計書を元にして、自ら手を動かして探査車模型を作成し作り上げることでの達成感や、他の子供達のアイディアの共有による刺激を得ることができます。自由研究としても使え、子供達の想像する力、考える力を引き出すことが出来るコンテンツです。
ポイント
工作、想像力、考える力を引き出す
ドローンプログラミング
ねらい
基本的なドローンの操縦操作を行います。また、プログラミングによって設計された飛行計画を元にドローンを飛ばしてみます。
どんなことをするの?
プログラミングで設計された飛行計画づくりでは、トライ・アンド・エラーを繰り返すことで、ルートのクリアを目指します。チェックポイントまでの距離や高さを計測し、ドローンがどの方向へどれだけの距離を進めば想定したルート通りになるのかなど、論理的に考える力を引き出すコンテンツです。
ポイント
考える力を引き出す、グループワーク、協力、共助、コミュニケーション活性、リーダーシップ
以前に合宿に参加された方の声の一部です
「楽しめたようでいろいろ教わったことを教えてくれました。」
「大好きなYAOKIを堪能できて、とても嬉しかったそうです。YAOKIの写真をブレているのも合わせると900枚以上撮影したと嬉しそうに話してくれました。作ったペットボトルロケットを帰ってきてからも打ち上げたのですが、作っている時の話を楽しそうにしてくれました。」
「楽しかったようで、泊まった所やご飯のことなど自分から話してくれました。 月面探査機については、自主学習ノートにまとめていました。」
「すごく楽しかったようで、帰りの車の中でもずっと話をしてくれました。いつも、何かのお話を聞くときは退屈だけど、イベントの話はたいくつじゃなかった!と話を聞くことに対して否定的でないことが、すごくよい話を聞けたのだなと感じました。」
「少し旅の疲れはあったと思いますが、充実した楽しい2泊3日だったようです。 初めて親元離れての生活 少し自信がついたようにも思います。」
「とても疲れて帰ってきましたが、楽しかったとばかり言っていました。
初めての人ばかりの中に入って長時間過ごすことがなかったので、親子で心配もしていましたが、楽しかったと聞けて成長を実感しました。」
「前より宇宙に関する番組などを見るようになった。野外炊飯で習ったカレーを作ってくれた。一人で参加したことで自信を持ったように思う。」
「初めて何日も親元を離れたので、大冒険から帰ってきたような逞しさを感じました。怖がりなのでお風呂も一人で入られずでしたが、その日は一人で入り、自分の事も自分でしていました。」
「貴重な経験をさせていただきました。 単なるキャンプは他でもありますが、テーマがあることでより深く体験しながら学べるところが良かったです。」
「とても楽しかったそうで、ずーっと喋ってました。また行きたい!中学生になっても行きたい!と言っているので、中学生向けコースもぜひお願いします。」
※ 運営スタッフ注記:以前は小学生のみが対象でしたが、このお声を受けて中学生も参加対象へと広げました。
「宇宙飛行士を目指すと言ってました。」
「楽しかったそうです!次回も行きたいと言っていました。」
「この度は、2日間息子と私の父が大変お世話になりました。本物のYAOKIを使われての考察、手に撮らせていただいての操縦、ミッションチャレンジ、ドローンによる着陸挑戦とその後の捜索(笑)など、本当に楽しそうに教えてくれました。充実したプログラムには多くの準備や気遣いをされたことだと思います。ありがとうございました。皆様のお仕事に子供達を混ぜ、夢をつなぐ活動をされていることに心から感動いたしました。私も宇宙兄弟の漫画や宇宙にはまっていた時期がありますし、月面にいるYAOKIを地球から操縦している体験をさせていただいたことは、多くの立場の人々や状況を想像し、一生の宝になるのではないかと思います。」
※ 運営スタッフ注記:第一回参加者の方からの声です。第一回は、一泊二日の親御さん同伴合宿でした。
募集要項
メインカリキュラム
-
月面探査・火星探査について知ろう
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月面探査ロボットYAOKIを操縦してみよう
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チームで月面探査ミッションを達成しよう
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KARURAと一緒に国際宇宙開発に触れよう
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宇宙探査に役立つ機能を考えよう
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ドローンプログラミング
開催日
2024年 4月 2日(火) 〜 4月 4日 (木)
参加費
38,000円(税抜)
持ち物
筆記用具、水筒、マスク、帽子、タオル、宿泊に必要なもの
場 所
定 員
20名
対象年齢
新小学4年~新中学3年
応募締め切り
2024年 3月 21日 (木)
集散場所
<集合(4月2日)>
9:00 神姫バス神戸三宮バスターミナル集合(バス9:20発)
10:40 陸の港西淡集合(バス11:00発)
11:30 現地集合(国立淡路青少年交流の家)
<解散(4月4日)>
14:15 現地解散
14:45 陸の港西淡
16:13 神姫バス神戸三宮バスターミナル
プログラムやスケジュールは状況により変更となる可能性があります。
スタッフ紹介
佐々木 幸一
「マイブーム:月の写真撮影」
みんなと一緒に月・火星・宇宙のことを考えてワクワクできる3日間になることを楽しみにしています。
弓山 千亜紀
「月面探査隊」の一員になって、ぜひ私たちスタッフと一緒に月面や火星、宇宙についていろんなチャレンジをしましょう!
中西 波瑠
探査機の開発に取り組んでいます。
3日間でいろいろな体験を通して、もっと宇宙が好きになれることを願っています!
飯塚 友哉
宇宙を身近に感じる3日間。あなたは宇宙でどんなことをしてみたいですか?たくさんのアイデアを楽しみにしています!
近藤 彩子
長いようであっという間の3日間、
思う存分宇宙について考えたり学んだり、楽しく過ごしてもらえたら嬉しいです。
岩崎 紀子
月面探査隊員になって、一緒に様々なミッションにチャレンジしましょう!この3日間は、きっと素晴らしい体験になると思います!
よくあるご質問
Q. 二日目からの参加でも大丈夫ですか?
A. 子どもたちがカリキュラムを通じてチームを形成していくというプログラム構成であること、また、途中から参加された方のフォローが体制上難しいことから、途中参加はご遠慮いただいております。 申し訳ございませんが、最初からの参加をご調整いただき、お申し込みください。
Q. 集合場所へは親が一緒でないとダメですか?
A. 集合場所で待機するスタッフの連絡先などを事前にお知らせしますので、子どもさんが携帯電話をお持ちの場合等は、連絡できるようにしていただき、乗る予定の電車の時刻を事前に教えておいていただければ大丈夫です。
Q. 途中で子どもが体調を崩した場合はどうなりますか?
A. お申し込み時に登録いただく保護者様のご連絡先に連絡させていただき、保護者様にお迎えに来ていただく流れになります。STAFFにて送迎等はできませんのでご了承ください。
尚、イベント中は毎朝検温と体調管理を実施します。お子様の体調に関しまして、アレルギー等懸念事項がありましたら事前にお知らせください。
Q. 雨天時は中止ですか?
A. 荒天(台風等)、天災(地震等の自然災害)、緊急事態宣言の場合を除き、雨天用のプログラムにて開催します。
Q. カメラや携帯電話は持参しても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。子どもたちは自分の携帯のカメラ機能でイベント中にいろいろ撮影をしています。ただし、携帯電話に関しましてはイベント中の使用は基本的には禁止とします。Wi-Fi環境の提供は予定しておりません。
(緊急時の連絡を除く)
Q. 部屋割りはどういう感じで行われていますか?
A. 部屋割りは数人での相部屋となります。初めての子ども同士、目覚ましを自分達でセットして起床時間に起こしあったり、お風呂に一緒に入ったり、イベント外でも協力しながら楽しんでいます。毎回帰る頃には仲良しになって帰っていきます。
Q. 集合時は現地に連れて行きますが、帰りは集合場所からの解散でもいいでしょうか?
A. 構いません。スタッフに事前にご連絡をお願いします。
Q. いつも子どもが一緒に寝ているぬいぐるみは持っていってもいいですか?
A. ペットの同伴はご遠慮いただいておりますが、いつも一緒のぬいぐるみはOKです!
Q. クローク(荷物預かり)はありますか?
A.クロークはございません。手荷物貴重品類の管理は各自でお願いいたします。
Q. 友達、兄弟はおらず一人で参加するのですが、大丈夫ですか?
A. 一人で参加してくるお子様も多くいます。最初はご不安に感じるかもしれませんが、グループのみんなと一緒に活動していく中で、自然と仲が深まっていくようです。スタッフも一人になっている子に対しては、無理させない範囲で、他の子と仲良くできるよう配慮しております。
Q. 大人のスタッフはどのような体制で子どもをフォローいただけますか?
A. YAOKIの体験イベント実施経験者、同学年の子どもを持つ大人、ボランティアの大学生等で子ども等をサポートします。10名程度のサポートスタッフで運営する予定にしております。
Q. 女の子の参加者は少ないですか?
A. これまでのイベント実績では、女の子の参加比率は3〜4割となります。
Q. 衣服はどのようなものを準備すれば良いでしょうか?
A. 急な天候変化は想定されます。雨が降ってきても良いように傘やカッパ等の雨具は持たせてください。また、冷え込むことが想定されますので、温かい服装をご準備ください。
Q. 仲のいい子と同じグループになれますか?
A. 兄弟や仲のいい子とは、必ずしも同じグループになれるわけではありません。
参加者の人数や学年などを考慮して、運営側でグループを配分させていただいております。
仲のいい子と別々になるのは不安も大きいと思いますが、子どもたちが新しい友達をつくっているのを何度も見ておりますので、ご安心ください。
Q. 女性スタッフはいますか?
A. イベント期間全ての日程で女性スタッフは帯同しています。
Q. 現金を持たせる必要はありますか?
A. バス移動に関してはスタッフの誘導の元、公共交通機関を利用する予定です。その運賃に関しては現金でのご準備をお願いします。ただ、飲料水の自動販売機はあります。衛生管理上飲食物のお持ち込みは原則禁止となりますので、もしお子さんが飲み物を買いたいのであれば小銭程度は持たせていただいても良いかと思います。尚、子どもの持ち物に対する責任は負えないことは事前にご了承ください。
Q. 食事アレルギーや、薬も飲まないといけないのですが参加できますか?
A. 食事アレルギーについては、事前にスタッフ間で把握する体制をつくっており、別メニューを準備するなど対応が可能です。薬のタイミングなども事前に確認させていただき、出来る限り飲み忘れないように声掛け等の対応をさせていただいております。
お問合せ先 : yaoki-info@kdl.co.jp
主催:株式会社神戸デジタル・ラボ、株式会社ダイモン
協力:KARURA Project、SILVER NEXT LENS
後援:淡路市教育委員会、洲本市教育委員会、南あわじ市教育委員会